いよいよ抗がん剤治療スタート(卵巣癌告知16日目・抗がん剤1クール目初日)

卵巣癌闘病日記
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9月2日(木)抗がん剤治療1回目。
とうとう抗がん剤治療が始まった。大丈夫って言い聞かせているけれど、やっぱり緊張しているらしく、朝からお腹が痛い(手術の傷跡の痛みではないやつ)。

卵巣癌に効くと言われるTC療法

私が受ける抗がん剤治療は、卵巣癌に効くと言われているTC療法で「パクリタキセル」と「カルボプラチン」という2種類の抗がん薬を3週間ごとに投与する方法。

朝6時過ぎに体重を測って、通常通りの朝食をいただいた。
担当の先生方が回診に来られて、予定通り今日から抗がん剤治療を始めるとおっしゃった。
いつも6人くらいの先生が一緒にいらっしゃるけど、担当の先生以外のお名前が分からん。名札がみんな裏向きになっていて、名乗る時だけ表に返して見せてくれるんだけど、回診の時は名札が見えない。今日は、研修医の高身長イケメン先生の名前が判明。看護師さんと「カッコイイですよね」と盛り上がる。既婚者だったけど、優しいイケメン先生は存在だけで癒しだわ。(先週の入院の時に点滴用の注射針刺すの失敗されてアザになったけどね・・・)

6時間の抗がん剤投与

9:30に抗アレルギーの薬(デカドロン)を飲んで、スタンバイ。
今日の点滴用注射針を入れに来た女性の先生は、お名前から察するに中国の方みたい。1発でしっかりラインを取れた。抗がん剤が血管から漏れ出ると、神経が壊死したりすることがあって危険なので、生理食塩水を注入して漏れていないか確認。それだけ劇薬を身体に入れるんだなーと思うとちょっと怖い。

10:00少し前から点滴スタート。最初は吐き気止め2種類と抗アレルギー薬を投与。1時間半くらいかけて3つ。今日の看護師さんは、とっても丁寧に点滴を交換してくれて、中の空気をしっかり抜いてくれるから安心だった。

大人バレエ教室のライブ配信が世界へ発信されてる!

点滴が始まった時間に、代講を頼んでいる大人のバレエ教室のライブ配信が始まったから、レッスンの様子を見ていたら、公開設定が間違っていて全世界に配信されている!! これはまずい。会員限定で配信しなきゃいけないのに、私のアカウントから一般公開されているから私の友人たちが次々に「いいね!」している。 慌てて担当者に連絡するもメッセージが既読にならない。仕方がないから、電話禁止の病室から超小さな声で電話をかけて、すぐにストップ。途中から設定を変更して配信し直してもらった。はぁ。。。

配信が途切れたことに加えて、何度もカメラが倒れて画面が見えなくなって見難かった。ちゃんと三脚も渡しているはずなのに、なんでこうなる? 慣れないことを人に頼んでいるので仕方ないと思いつつ、今まで自分一人で全部やりすぎていたことを反省する。私でなくてもできる仕事は、共有しておけば良かった。自分のマネジメント能力のなさに落ち込む。失敗を繰り返しながら、どんどん学んで成長してやる!

最後の抗アレルギーの点滴が始まると、ものすごい眠気に襲われた。大人バレエ教室のライブ配信を見ながら、後半のポアント(トウ・シューズ)レッスンは寝落ちしてしまった。気づいたら、レッスン終わってた。

抗がん剤①パクリタキセル

11:30過ぎから、抗がん剤1種類目のパクリタキセルを3時間かけて投与。癌細胞の分裂を抑えるもので、かなり強い薬らしく、看護師さんがコロナ対策バリの完全防備をして点滴を交換してくれた。少しでも漏れたり、肌に直接触れたりするだけでも大変らしい。怖すぎる!
パクリタキセルについては、少し時間をかけて調べてからまとめることにする。

5分後、10分後、15分後、30分後に、体温と血圧を測る。何かアレルギー反応が出ないかどうか、熱が上がらないか、痛みは出ないかなど看護師さんがつきっきりで診て下さる。安心感ハンパない。

5分後くらいに体が熱くなってきた。鼻の奥の方でほのかに独特の匂いを感じる。全身に回ってるんだなーと実感。パクリタキセルにはアルコール(エタノール)が入っているので、お酒に弱い私はほろ酔いの感覚。喉が腫れぼったい感じになって、首の周りが少し赤くなったらしい。

その後、30分経った頃には、赤みも消えて、何も変化なし。ちょっと体が熱くて汗ばむだけ。
2時間経ったくらいから、やたらとトイレが近くなった。今まで腹水に水分が出ちゃってほとんどトイレに行く必要がなかったのに、急に30分に1回くらい尿意がきて水分が出るようになった。点滴台をゴロゴロしながらトイレに通った。点滴で水分も一緒に入っているからかな?
12時過ぎに昼食が運ばれてきたけど、少し時間を置いてからゆっくり美味しくいただいた。

抗がん剤②カルボプラチン

14:30過ぎから、抗がん剤2種類目のカルボプラチンを1時間かけて投与。癌細胞のDNAの合成を抑えるもので、金属のプラチナが含まれているらしい。これも看護師さんが防護エプロンとシールドを着けて点滴を交換してくれた。カルボプラチンについても、後で調べてまとめようと思う。

今回も5分後、10分後、15分後、30分後に、体温と血圧を測る。アレルギー反応が出ないか、熱が上がらないか、痛みは出ないかなど看護師さんがしっかり診て下さる。今回は、入れ始めたらすぐに体がだるい感じに襲われて、眠ってしまった。検温のたびに声をかけられて起こされるけど、ものすごい眠気ですぐに寝てしまう。気づいたら1時間経っててカルボプラチン投与終了。

最後に30分ほど生理食塩水を投与して、16:00過ぎくらいに初めての抗がん剤投与が終わった。はぁ〜なんか疲れた。寝てただけなのに。

父の様子が心配

抗がん剤投与している間に、父の様子が心配という連絡がメッセージで入っていた。
“食事をしようとしても誤嚥してしまって食べられない。精神的におかしくなって、ベッドの下に潜り込んで頭を打ち、CTを撮った”
という連絡。どういうこと? 短いメッセージではよく分からない。昨日、テレビ電話したばかりなのに。同じ病院に入院しているのに、なぜ娘の私が会いに行けないのか?こんな時コロナをマジで恨む。

どうして自分が動けない時にこんなことが起こるのだろうか。もっと大変な人は世の中にたくさんいるだろうけれど、今はそう思わざるを得ない心境。
これからどうやって父を介護すればいいのか。
父も高齢だけど、パートナーも高齢、私は病気、妹も息子の入退院で動けない。
果たして卵巣癌と闘いながら介護はできるんだろうか?
父と私のダブルで治療費がかかるのに、大丈夫だろうか?

束の間の癒し

夜に妹と甥っ子と電話で話をした。
抗がん剤の後も大丈夫だったよ〜という報告なんだけど、甥っ子がおちゃらけて元気をくれる。入院の大先輩の甥っ子は、病院での不安や気持ちも察しているのかもしれない。後ろに積み上がっているぬいぐるみたちは、甥っ子が入院するときに一緒に戦ってくれる大切なお友達。妹も毎日メッセージをくれて、繋がっている感があって嬉しい。

じゃがりこ星人が元気付けてくれた(なぜ逆さま?)

明日、看護師さんに父のことを聞いてみよう。
私の体の状態は、明日どうなっているのだろう。

この卵巣癌闘病に関するブログは、私個人が感じたことや体験したことを思うがままに書き、自分の記録として残しているものです。治療の方法や方針・考え方・症状などは、病状や癌の種類・個人の体質によって様々ですので、コピーや転載はご遠慮下さい。

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