卵巣癌の検診は無い(卵巣癌告知27日目・抗がん剤1クール12日目)

卵巣癌闘病日記
この記事は約4分で読めます。

久しぶりに晴れたから、朝から洗濯した。秋の晴れた空は高くて気持ち良い。
それと、入院する前のままになっていた父の部屋の布団がずっと気になっていて、タオルケットと枕カバーを洗濯して、掛け布団を干した。手足の痺れがひどくて、重たい敷布団を2階のベランダに持ち上げるのは無理だった。これはもう少し時間をかけてやるしかない。

今日の体調

ここ数日食欲が止まらない。8月下旬から6kgくらい痩せてしまい、体力が落ちていたのを補うように、食べたい衝動が襲ってくる。食事を食べた後に間食を食べてしまう。

三食付きの入院は本当に楽だった。退院した直後は自炊がとにかく面倒で仕方なかった。体がだるくて、食材を買いに行くのも運ぶのもしんどかったし、1人分を作るのがとにかく面倒だった。普段、父親がごはんを作ってくれてたから、毎日自分でごはんを作る習慣もなかったし。

野菜のポトフの作り置き第二弾。今回も薄味にしておいて、そのまま野菜スープを楽しんだり、出汁を加えて和風にしたり、チーズとケチャップを加えたり、味噌を溶いて具沢山味噌汁にしたり、ソーセージを入れたり、カレー粉を入れたり、アレンジは無限大。便利なので、今後も続くかな。時間があるから、これから料理の幅を増やしていこうと思う。

手足の痺れは相変わらずつらい。自宅の階段を登り降りするのも、膝がカクッとなる時がある。ベッドから降りるときも気をつけるようにしている。手は、料理する時と洗い物をする時にやや不便。落としそうになるから、意識してしっかり持つようにしている。

それと、頭がすごくかゆい。そろそろ髪が抜けてくる頃だと思うけど、その前触れなのか、頭皮がムズムズする。特に頭頂部と後頭部。まだ目立った抜け毛はないけれど、脱毛が始まるのはそう遠くないような気がする。そろそろウィッグを準備するか。

父の面会デー

コロナ禍での病院の面会はとても厳しい。父の場合は担当医の許可があって、毎週1回、1人だけ15分間のみ面会が許される。先週、私が面会に行ったので、今日は父のパートナーが会いに行った。

テレビ電話で5分くらい家族(父&妻・妹&甥・私)で話をしたけど、先週よりも元気がなかったような気がする。声も小さくなっていたし、目もはっきり開けている時間が少なかった。私と会う時と、妻と会う時では違うんだろうと思う。やっぱり娘の前では頑張って父親をやるんだろうなと思った。来週は、私が面会する予定。

ソーシャルワーカーさんとも相談しているが、リハビリ病院へ転院する準備をしなければならない。病院としてはもう治療できることがなく、あとはリハビリをして筋力を戻していくことで、日常でできることを増やしていくしないということだろうと思う。
隣に住んでいる叔父が以前お世話になっていたリハビリ病院がとても良かったと、従兄弟が教えてくれたので、情報集をしてソーシャルワーカーさんに空き状況を調べてもらおうと思う。

卵巣癌を予防する方法はないのか?

妹が婦人科の人間ドックへ行ったらしい。私の卵巣癌が遺伝による可能性が高いと言われたので、妹も調べるように勧めた。詳細な結果はまだだけど、早めに検査しておくことは予防につながると信じたい。

特に卵巣癌は、とにかく見つかりにくい。自覚症状が全くないし、痛みもないし、健診もできない。乳がんや子宮頸がんは婦人科の検診項目に入っているけれど、卵巣癌はない。簡単な検査では分からないから仕方ないのだろうけど、せめて有料の婦人科人間ドックではしっかりと検査してもらいたい。定期的に検査して早期発見できれば、私のように大きな手術をしなくて済むし、卵巣や子宮も摘出しなくて済む。でも、日常の中での検査の方法がなければ、予防のしようがない。最近、尿だけで癌の有無がわかるという検査方法が開発されているらしい。ぜひ卵巣癌も発見できるようにしてもらいたい。これは私の切な願い。

それと妹と電話で話していて、来週の父の面会は、伯父(父の弟)に行ってもらった方がいいのではないかと話した。伯父と父は兄弟の中で一番仲が良かったし、私の癌のこともいち早く伯父に話していたらしいから、久しぶりに会って話ができたらいいかもしれないと思った。明日、聞いてみよう。

明日は食材宅配が届く。どんなものが来るのか楽しみだな。

この卵巣癌闘病に関するブログは、私個人が感じたことや体験したことを思うがままに書き、自分の記録として残しているものです。治療の方法や方針・考え方・症状などは、病状や癌の種類・個人の体質によって様々ですので、コピーや転載はご遠慮下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました