治験のための胸膜癒着術(卵巣癌告知から897日目)

卵巣癌闘病日記
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9時前にK先生がいらして、レントゲン写真を見せてくれた。肺がかなり広がってきたので、胸膜癒着術の効果が見込めると判断して、今日タルクを入れるとのこと。

2リットルペットボトルに改めて胸水の量を実感

10時ごろにレントゲンへ行って、ついでに水を買ってきた。今日は歩いて行けたけれど、やはり2リットルの水を持つのはちょっとしんどかった。これだけの胸水がたまってたと思うとゾッとする。

午後2時くらいから処置だろうと予測して、事務作業を進める。やることはいっぱいあるのに、なかなか進まない!本当に要領が悪くなったなと感じる。歳のせいか?

いよいよ胸膜癒着術

15時からK先生が癒着術を開始。と言っても、麻酔2本とタルク1本と生理食塩水1本を、ドレーンにくっ付いてる細いチューブから注入するだけ。ちょっと冷たい感じがジワーッとした。空気も入ったけど大丈夫なんかな、といつも気になる。

それから15分ごとに体勢を変えて、ベッドでゴロゴロした。肺の周りにコーティングするようにタルクを流し込むため。10分ごとにクルクル回った。こんなんで大丈夫なんだろうか?と不安になるくらい原始的な処置。

17時半ごろにK先生がいらして、クランプを開放。すると余分な水分が抜けてきた。200mlくらいの廃液で止まればだいたい成功とのこと。
明日から週末だけど、これから発熱するかもしれないので、ロキソニンを飲みつつ様子を見るように、とのこと。週明けの状態を見て、なんともなければドレーンを抜く。火曜日あたりに退院かな。

この卵巣癌闘病に関するブログは、私個人が感じたことや体験したことを思うがままに書き、自分の記録として残しているものです。治療の方法や方針・考え方・症状などは、病状や癌の種類・個人の体質によって様々ですので、コピーや転載はご遠慮下さい。

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