水泳=競泳
という関係が常識となっている日本では、
水球を練習する場所が、なかなか確保できない。
一般的な競泳用プールでは、
深さがない
ボールを使ってはいけない
ゴール・ボールなどの用具がない
などの規制があって、水球の練習はできない。
さらに、許可が出たとしても、プール使用料が高い。
水球は、競泳よりも、同じ場所を使って練習できる人数が少ないから、
一人当たりの負担金額が多くなる。
でも!!!!
そんなことには負けていられない。
みんな、試行錯誤して、工夫をしながら、なんとか環境を整え、練習をしている。
明石の水球チームは、
コナミスポーツグループが使わなくなったプールを貸し切り、
足が付く浅いプールで、練習している。
ボールよけ用のネットは、漁師さんの使わない網を分けてもらった。
窓側の天井にS字フックを取り付け、そこに網をかけて、防球を可能にした。
外向きの窓には、浮きの板を立てかけて、窓にボールが当たっても平気なようにした。
京都のスイミングクラブでも、
室内プールでの練習は、水球ボールの代わりに、柔らかいボールを使っていた。
高知の水球チームは、
3年かけて、やっとボールの使用を許可してもらったプールで、
生徒の親御さんの協力を得ながら、愉しい水球教室を実現していた。
水泳 → 競泳・飛び込み・シンクロ・オープンウォーター・水球
水泳競技すべてを学べる場所は、いったいどこにあるのだろう?
いい環境を確保できなくても、頑張って水球を練習しているみんな、
頑張れ!!!
コメント
水球できるプールがたくさん欲しいですね。 また老若男女問わず、趣味で少しやりたいと言う人も 始められて続けられる環境が欲しいですね。
本当にそう思います!!なんで競泳ができて、シンクロ・飛び込み・水球ができないの???と思わずにはいられません。でもまぁ、文句ばっかり言ってても仕方がないので、少しずつ少しずつ変えていけたらいいと思います。子供にプールでボール遊びをさせてあげられるようにしたいですね!!