大雪の日に退院(卵巣癌告知から142日目・抗がん剤5クール2日目)

卵巣癌闘病日記
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6時半起床。今日は退院する日。
朝ご飯はいつものように朝ドラを見ながら食べることができた。

薬剤師Nさんは本当に素敵な人で、薬に対する私の疑問に全て答えてくれた。何度も何度も足を運んでくださり、抗がん剤の効果の仕組みや、むくみのことについてもどういう仕組みでそうなるのかということを丁寧に説明してくださった。こういう薬剤師さんに出会えて本当に良かったと思う。

体調の変化

10時半に退院して下に降りて行った。年末寄れなかったタリーズカフェに行ってパソコン作業をした。かなり集中して作業ができた。やはりごろごろ寝たりしながらやるのははかどらない。カフェでしゃきっとしている方が集中できるということがわかる。

朝食の後から少し気になっているのは、胃がむかむかすること。吐き気止めを飲んでいるが、以前よりも効きが悪くなっているような気がする。今回のドセタキセルの副作用かもしれない。お昼の時間になってもあまり食欲がわかない。結局2時過ぎまで作業に没頭していた。そこで少しお腹が空いてきたので、きのこパスタを頼んだ。

外は雪が降っているらしい。タリーズからはまだ見えなかったので全然分からなかったが、トイレに行ったついでに窓の外を見たらだいぶ大雪になっていた。外は真っ白になっていて、細かい雪がどんどん降っていた。
さすがに降り積もってから帰るのは危ないと思い、パソコンの電源も落ちたことだし、3時過ぎに帰ることにした。

キンキンに冷えた家に帰宅

3日ぶりの自宅だけれども、とても久しぶりのような感じがした。お正月休みだった隣の建て替え工事も再開していて、こんな大雪の中なのに重機が入って作業をしていた。

家に入ってすぐキンキンに冷えた2階を暖めることから始めた。暖房を入れて、こたつをつけて、お湯を沸かした。それでもなかなか暖まらなかった。その間にスーツケースを開けて中身を出して整理した。
病院でも立ったり座ったりする事はしていたので多少の筋力がついていると思っていたけれども、自宅の1階と2階を何度も往復しているとものすごく疲れた。やはり足の筋肉もだいぶ落ちていると感じた。
お茶を淹れて、荷物も片付けて、一段落してこたつに潜り込んだ。退院したことを親戚などに知らせなくてはいけないが、ついつい疲れて寝てしまう。結局夜になってから、親戚に連絡をした。

お昼ご飯が遅かったせいもあるが、夕飯の時間になってもあまり食欲がわかない。冷凍ご飯を解凍し、蕪のお味噌汁を作って食べた。Mちゃんからもらった今半の牛肉の佃煮を一緒に食べた。とても美味しかったが、やはりそれほど量は食べられなかった。早めにデカドロンを飲んだ。

夜は何か作業する気力がなかったので、録画してあったドラマやテレビ番組をひたすら見た。下の部屋を暖めて、電気毛布をつけて、頭を温めながら録画映像を見ていた。
結局2時過ぎまで寝付けず、この日記を書いている。

この卵巣癌闘病に関するブログは、私個人が感じたことや体験したことを思うがままに書き、自分の記録として残しているものです。治療の方法や方針・考え方・症状などは、病状や癌の種類・個人の体質によって様々ですので、コピーや転載はご遠慮下さい。

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