女の子が大好きなお話「シンデレラ」のバレエを観てきました。
新国立劇場バレエ団の12月公演は、「シンデレラ」と「くるみ割り人形」を隔年で交代して上演してますが、今年は「シンデレラ」の年。(断然「シンデレラ」の方が良い!)
今日はほぼ満席でした。
シンデレラ役の小野絢子さんが醸し出すオーラが素敵!
シンデレラ役は小野絢子ちゃん、王子様は福岡雄大くん。
清楚で可憐な役は、この人以外いないと思えるくらい、シンデレラにはまり役の絢子ちゃん。孤独だけど健気な灰かぶり姿から、キラキラのお姫様になる変身ぶりには、衣裳や舞台装置だけではない、この人からにじみ出るオーラがすごいと思う。
何度も踊っているだけあって、振りが身体に馴染んでて余裕があったし、王子様も登場シーンでおぉーと思える感じで良かったな~。あとは道化の八幡くんが素晴らしかった!
夢物語なのにコミカル♪初めてのバレエ鑑賞にもお勧め
フレデリック・アシュトンが振付けた「シンデレラ」は、英国ロイヤルバレエで、観客に愛され続けているバレエ。「シンデレラ」のお話を知らない人はいないし、みんな大好きだもんね。
私は高校生の時にロドリゲス版の「シンデレラ」に出させてもらって、なんて素敵なバレエなんだろ~って、踊りながら感動したのを覚えてます。
新国立劇場バレエ団は、国立だけあって衣裳も舞台装置もゴージャスだから、本当に見ごたえあるし夢見心地にしてくれるバレエ。音楽もプロコフィエフなので、すっごくステキ。それに、シンデレラの義姉たちを男性がコミカルに踊るので、夢物語なのに笑っちゃうシーンもあって楽しい!
初めてバレエを観る方には、とってもオススメ。
アシュトン振付の「シンデレラ」を踊るのは難しい!
アシュトンの振付がけっこう複雑で難しいので、プロコフィエフの独特の音楽に合わせてスピード感のある足さばきができないと、何を踊っているのかよくわからないごちゃごちゃした感じになっちゃうんですよね。足先をちゃんと使えるダンサーじゃないと、キレイに見えない・・・。
これは日本人にはハードル高いです。
新国立のソリストの方々は、やはりしっかり踊りこんでるなという感じがしました。コールドバレエ(群舞)の方々にも、もうちょっと頑張ってもらいたいです。
新国立劇場バレエ団の「シンデレラ」は、来週まで上演していますので、ぜひキラキラした夢物語を楽しんでみて下さい。
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